だけどやっぱり、好きでごめん
朝食も食べず、興奮したまま家を出た。



髪のセットだけは念入りに。



高崎ミチルの家の前まで来て、呟いた。



「俺、ストーカーっぽくね?!」

 

その途端、高崎ミチルが家から出てきた。



ヤベッ。超カワイイ。なにもかもキラキラして見える。



「おはよう」

 

俺は平常心を保って言った。



「せっ!か!ちょ!」

 

高崎ミチルが言った。

 

・・・?今、生徒会長って言いたかった?

 

すっげぇカワイイ。なんかもーいてくれてありがとう、って感じ。

 

って俺キモ!



「ど、どうしてあたしの家・・・」

 

やっぱストーカーっぽいって思われてる?



「君の友達に聞いた」



「えっ、友達って・・・」



「美咲ちゃん・・・だっけな」




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