だけどやっぱり、好きでごめん
「ってことで、顧問に連絡入れてくるから、もうちょっと待ってて?」

 

健人先輩は優しく頭を撫でてくれる。



「はい…」

 
走り去る健人先輩を見送り、あたしは3年生のフロアを不審者のようにうろついていた。



そしたら・・・



「ねぇ」

 

目の前に3年生5人が立っていた。

 

皆超メイクバッチリで、スカートが短い。つけマ何コつけてんの?!

 

あ、この人アイプチだ・・・



「聞いてんの?!」



「は、はぃぃぃ」



「ちょっとこっち来て」

 


1人に腕を引っ張られて、あたしは強引に教材室へ・・・。
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