だけどやっぱり、好きでごめん
「健人って女好きでしょ。アンタだってどうせ何人目かの彼女。どうせ何股もかけられてんの。だったらさっさとあきらめたら?生徒会長も偽のカオ。裏では遊んでるの!」
 





「・・・違います」




「は?」




「違います!健人先輩はそんな人じゃないから!」

 

告白してくれた時の顔、朝の笑顔。あれは絶対にウソじゃない。




「アンタがわかったツラすんなよな!」

 

ひかり先輩があたしに近づいてきた。



「何すれば、あきらめてくれるの?」

 

ひかり先輩が手を振り上げた。
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