だけどやっぱり、好きでごめん
「よし!皆!絶対勝つぞ!」

 

松崎先生を真ん中にして円陣が組まれる。



「おー!!!」

 


うちのクラスはお祭り好きな人がたくさん。




そのおかげでやる気も倍増する。

 


円陣がバラバラになって、皆所定の位置へ並ぶ。



あたしは1番最初。


「高崎、頑張れよ!」

 

松崎先生に声をかけられた。



相変わらず、笑顔はとてもかわいい。



教師じゃなくて、タレントになればよかったのに。



「はい」



「その笑顔!いい!」



「なんですか、ソレ!」

 


思わずあたしはふきだした。
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