だけどやっぱり、好きでごめん
「ナイス!」

 

下の騎馬の3人に褒められる。



ちょっとドヤ。

 

次は5組の美佳ちゃんに。



「行くよー!」

 

元気な声で、下の騎馬に合図。

 


美佳ちゃんの背後に近付いた。



風船を割ろうとしたとき・・・

 

えっ・・・

 


パッと役員席の方を見てしまった。




健人先輩が・・・女の人と仲よさそうに喋ってる。

 


思わず体を動かすと、下の体勢が悪くなって・・・



グラッ



体が揺れた気がした。




「ミチルっ!!」
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