【完】キミはただの幼なじみ



「おはよう、舞ちゃん♪」


「おはよう」




――・・・朝から爽やかな笑顔




ご馳走様です。






「舞ちゃんってさ、彼氏いるの?」



「いないけど」



「そっか。じゃあ、俺彼氏候補になろっかなー」





・・・へ?





九条君・・・

貴方は何を言ってるの?


「ははは。ありがと」



「冗談だと思ってる?」



そりゃあ



「そうでしょ?」




「俺は本気だよ」






え?





「なんで?」



「なんでって・・・好きだからだよ。舞ちゃんが」
















はぃぃ―!?


















「それって・・・「告白だよ」






九条が私に・・・?




告白ぅぅ!?
















なんで?


なんで私?







「告白・・・なの?」



「うん」













え・・・私はどーすればいいの?






< 33 / 177 >

この作品をシェア

pagetop