【完】キミはただの幼なじみ
「違うよ。ありえないし」
「ふぅーん」
今思えば、
私は世界一、いい友達を持ちました。
こんな友達・・・普通いないよ。
好きな人が友達に告白して・・・
で、OKするかしないかで曖昧にして。
それでも、
美妃は笑ってて、"断れ" なんて言わないし。
好きな人が友達にとられるかもしれないのに・・。
そんな美妃を見てると、
苦しくなるよ。
ごめんね。・・・美妃。
「でも、舞は入江涼大好きだもんね」
「うん。涼様は私の命です」
「空は?」
「空は・・・・・」
答えられない。
前は、
即答で"幼なじみ"って答えられたのに・・・
言えないよ。
「ふぅーん」
今思えば、
私は世界一、いい友達を持ちました。
こんな友達・・・普通いないよ。
好きな人が友達に告白して・・・
で、OKするかしないかで曖昧にして。
それでも、
美妃は笑ってて、"断れ" なんて言わないし。
好きな人が友達にとられるかもしれないのに・・。
そんな美妃を見てると、
苦しくなるよ。
ごめんね。・・・美妃。
「でも、舞は入江涼大好きだもんね」
「うん。涼様は私の命です」
「空は?」
「空は・・・・・」
答えられない。
前は、
即答で"幼なじみ"って答えられたのに・・・
言えないよ。