俺だけの可愛い子犬
「おかえり〜」
もう、由南来てんのか‥
「紫音のとこ行くんでしょ?」
「幽霊話出したの、由南?」
「違うよ〜クラスの子が‥
由南と紫音危ないよって
言ってて、紫音は無自覚だから
あたしが輝の所に行くって
言ったら、安心してたんだけど‥
1人じゃ怖いって
言うから、奏人に言ってみなって
言っただけ。」
「紫音の自覚が無いのは、
心臓に悪いんだけど。」
上目遣いとかさ‥
「ま、可愛いからいいじゃん?
てか、感謝してよ?
今回の修学旅行、色々協力してんだから。」
「はい、はい。あんがと。」