俺だけの可愛い子犬


「なんか‥眠れなくて‥」

「怖い?」

「うん‥そっち行っていい?」

そっちってこっち?
俺のベッド?

そんなのありなわけ?

いいような‥悪いような‥

「ダメ‥かな?」

あぁ〜‥首傾げるの反則!!
可愛すぎる!!

紫音の捨てられた子犬みたいな
仕草には勝てず‥

「いいよ‥おいで?」

「うん‥」

俺の隣に来る、子犬(紫音)。

俺の胸元辺りに頭があるから、
抱きしめるにはちょうど
いいサイズなんだけど‥

抱きしめるってアリ?


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