俺だけの可愛い子犬
―最終日

*奏人side



「奏人〜?」

あぁ‥うっせぇな‥
昨日寝たのが遅かったから、
俺は眠いんだよ‥

腕の中にある温かいもんを
抱きしめる。

ん?

「お楽しみのところ悪いんだけど‥
そろそろ点呼だから、起きてよ〜」

バッ

「やっと、起きた。」

「ゆ‥由南!!」

「紫音〜起きて?」

「んぅ〜‥あ、2人ともおはよ。」

あ、寝起きも可愛い‥

「ちょっと‥奏人!!」

由南に引っ張られた。

「なんだよ?」

せっかく、紫音見てたのに‥


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