俺だけの可愛い子犬


「奏人‥紫音になんかしてないでしょうね?」

「いや‥」

「は?何したの?!」

「おでこにキス‥?」

「それだけでしょうね?!」

「そうだよ‥寝てる間に‥」

「で、何で抱きしめて寝てるわけ?」

「あのな〜それは‥
紫音が怖いって言うから、
抱きしめただけだよ。」

「ふーん‥」

絶対信じてないな‥

「由南ちゃん、奏人君‥
何話してんの?」

「何にも!!」と答えた俺。

「紫音‥奏人になんかされてない?」

おい!!俺を少しは信じろよ!!

「なんかって‥?」


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