俺だけの可愛い子犬


「あたし、先生がいるか見てくるね?」

由南が走っていった隙に、
紫音に言った。

「昨日のお礼、もらっていい?」

「ん?なぁに?」

少しかがんで、紫音の頬にキス。

「由南には内緒な?」

「奏人、先生いなかったから
今のうち!!」

「じゃあ、行くわ‥」

「紫音、後でな?」

?を浮かべてる紫音の頭を、
ポンポンと撫で‥
部屋を去った。


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