俺だけの可愛い子犬


3人とも、授業をサボって
付き添っていた。

紫音はなかなか目を覚まさない。

キーンコーン‥

五時間目終了のチャイムが鳴った。

「んっ‥かな‥と‥君?」

「紫音?!」

やっと、目を覚ました。

「紫音〜良かったよぉ‥」
由南は泣きながら抱きついている。

「由南ちゃん、ごめんね‥」

「あたしこそ〜気づかなくてごめん‥」

「ううん‥」

「紫音、よかったな。
由南、バック取りに行くぞ?」

輝が由南を連れていった。
俺に気をつかってくれたんだろう‥

でも‥気まずいんだよな‥


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