俺だけの可愛い子犬


「あぁ‥
てか、何で全員知ってんの?」

「あのな‥俺、生徒会長なんだけど?」

あ、そうだった。

「呼び出しといたから、行くか?」

「おぅ。サンキュな?」

「由実にも頼まれたしな‥」

「あたしは、紫音ちゃんに
ついてるから、あたしの分まで
よろしく。」

「分かった。」

俺と輝と舜夜で体育館裏に向かった。


‥‥
「舜夜様、奏人様に輝様?!」

なんか、無駄に喜んでるし‥

「なぁ‥」

「奏人様‥何ですか?」

「紫音いじめるように指示したの
ってあんたな訳?」

「え‥えぇ‥。
あんな子が奏人様の近くにいる
のは相応しくないと思って‥」

あんな子?
俺の中で何かがキレた。

「お前に好きな奴、否定される
筋合いないんだけど?」

「好きな奴‥?」


< 133 / 196 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop