俺だけの可愛い子犬
「よし、到着。」
「本当にありがとう‥」
「部屋まで連れてくよ?」
「そんな‥悪いよ!!」
「いいって。弟も見たいし?」
ピンポーン
「奏人君?!」
「は〜い‥」
ガチャ
「お帰り、姉ちゃ‥?!」
うっわ〜‥
めちゃめちゃイケメン‥
紫音を男にしたみたいな感じ。
「カッケ〜‥」
そりゃどーも。
「佐原奏人です。
姉ちゃん、送ってきた。」
「あ、佐野音哉(オトヤ)です。
ありがとうございます。」
おぉ、しっかりもの!!
「とりあえず、どうぞ?」
「おじゃましま〜す‥
えっと、紫音の部屋は?」
「上に上がって、手前の右側。」
手前の右側‥ここか。
「奏人君、ありがとう。」
ベッドに降ろすと、お礼を言われた。
「いいから、ちゃんと寝ろよ?」
「うん、バイバイ。」