俺だけの可愛い子犬


「何か、あったんですか?
今日は熱出して帰ってくるし‥
最近、元気ないんですよね‥」

「紫音‥言ってなかった?」

「はい‥
何かあった?って聞いても
教えてくんなくて‥」

1人で抱えてたのか‥

「じゃあ、話すよ‥」

それから、紫音が俺のファンに
いじめられてた事を話した。

「奏人さんの‥ですか‥
スゴいですね‥
でも、何で熱を?」

「口と手、縛られて‥
プールに落とされた。」

「え!!よく生きてましたね‥?」

「一応、俺が助けたから‥」

「よかったです‥
でも、これからとか大丈夫なんですか?
奏人さんに助けてもらったから、
さらに‥みたいには?」

「多分大丈夫。
会長?脅しといたから。
てか、俺が守るし。」


< 140 / 196 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop