俺だけの可愛い子犬
*紫音side
―次の日
「姉ちゃんー奏人さん来たよ〜」
「はーい‥」
音哉は、奏人君大好きみたいで‥
まぁ、いいんだけど‥
一応、志望校も決まったみたいだし‥
玄関に行くと、2人で話してる
みたい‥仲いいんだよね。
「奏人君、お待たせ〜」
「じゃあ、行くか。
音哉、またな?」
「いってきま〜す」
「奏人さん、頑張って下さいね〜
姉ちゃん、いってらっしゃい!!」
ん?
「ねぇねぇ、奏人君何を頑張るの?」
「え?‥紫音は気にしなくていいから。」
内緒か〜‥
学校に近づくと、あの女の子たち
が見えた。
ビクッ
思わず、反応してしまう‥
「‥紫音、大丈夫。」
でも、奏人君が肩を抱き寄せてくれた。