俺だけの可愛い子犬
夏祭り
*紫音side
それからしばらくたっても、
何も起こらずに時は過ぎていった。
今日は、終業式だった。
「よい夏休みをー
宿題もしっかりしろよー」
HRは、先生の言葉で
すぐに終わった。
皆、遊ぶ約束などをして帰って行く。
「紫音〜夏祭り、4人で行こう?」
由南ちゃんに誘われた。
「夏祭りなんてあるんだ〜」
「そっか。こっち来たばっかだもんね?
学校の近くに神社があるでしょ?」
「ん〜うん‥」
「そこであるの!!
結構大きなお祭りだよ?
花火も上がるし♪」
「そうなんだ〜行きたい‥
けど、場所が分かんないかも‥」