俺だけの可愛い子犬
*奏人side
夏祭り当日。
少し早めに家を出て、紫音の
家へ向かう。
浴衣の紫音か〜‥
ヤバいんだろうな‥
どうしよう‥
ピンポーン
しばらくすると、
「はーい‥」という声がした。
あれ?
音哉‥ではないよな‥?
紫音でもないような‥
考えていると、扉が開き
紫音を大人にしたような、
キレイな人が出てきた。
「あら‥どなた?」
紫音のお母さんか?
「あ、紫音‥さんの友達で‥」
何か焦りまくった。
「あら‥そうなの?
じゃあ、どうぞ上がって〜♪
今、呼んできますから♪」
何か‥ずいぶん楽しそうに
上へ上がっていった。
紫音のお母さん‥
テンション高いわ‥