俺だけの可愛い子犬
待ち合わせ場所に着くと、
もう、輝と由南がいた。
「由南ちゃん〜!!」
由南を見つけるなり、走って
抱きついた紫音。
「紫音〜!!めちゃめちゃ可愛い♪」
「それは由南ちゃんだよ〜♪
スッゴいキレイ!!」
「ん〜♪紫音大好き♪」
「あたしも〜♪」
何か、あの2人テンション
おかしくないか‥?
「由南に嫉妬してんじゃねーよ。」
「は‥?」
「自分にも大好きっていって
もらいたいな〜って思ってんだろ?」
‥輝。
「バレた?」
「奏人分かりやすいし。」
多分、輝が鋭いんだと思うけど?
「そーか?紫音のお母さんにも
バレたっぽいんだよな‥」
「へー‥お母さんは鋭いんだな?」
「ホントだよ‥マジビビった。」