俺だけの可愛い子犬


「帰んねーよ‥」

どうせ、冷やかすつもりだろ。

背を向けて歩き出したら、

また由南の声。

「じゃあ、3人で帰ろうっと」

「は‥2人だろ?」

「違うよ?紫音がいるもん。」

んだって?!

「おい‥」

「でも、奏人は1人で帰るんでしょ?
バイバーイ。」

こいつ‥


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