俺だけの可愛い子犬
「舜夜!!」
ん‥今、呼び捨てにしたよね?
先輩なのに、いいの?
「奏人か。‥何か?
‥あ、朝の子犬。」
あたしを見るなり言った。
こ‥子犬?!
「舜夜‥紫音にキスした?」
「したけど‥?お礼にもらったんだ。」
「何のだよ?!」
「職員室に案内してあげたから。」
「お前な‥」
ちょっと待って‥状況が
理解出来てないのってあたしだけ?
「あの‥」
恐る恐る話しかけると、
「「ん?」」
2人とも、笑顔で返してくれた。