俺だけの可愛い子犬


「だって、ちょうどいいサイズだし?」

ポンポンと頭を軽く叩かれた。

確かに、小さいですけど‥

「だからってね〜」

由南ちゃんが何か言おうとした
ところを先輩が遮った。

「あぁ〜怖い怖い。
輝君もよく付き合えるもんだね?
もう行きますよ。
紫音ちゃん、また放課後ね?」

「はぁ〜?!」

由南ちゃんがキレたのを見て、
先輩は小走りで去った。



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