俺だけの可愛い子犬


「紫音も乗れよ。」

1人で感心してると、奏人君に
言われた。

「え?」

あたしはダメでしょ?
とか思って乗らずにいると、
奏人君に荷物ごと引っ張られた。

ガチャン
‥と思ったら、エレベーターの
扉は閉まった。

「あ、あたし‥乗っちゃって
よかったの??」

恐る恐る聞くと、

「いんじゃね?」
と言う奏人君に対して

「紫音は特別だもんね〜♪」
と笑いながら言う由南ちゃん。

チン

3階に着くと、奏人君が
あたしの頭を撫でながら

「遊びに来いな?」
と言った。

「紫音だけー?」
と由南ちゃんが言うと、

輝君が
「由南も来ていいから。」
と頭を撫でた。


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