俺だけの可愛い子犬
さすがに日差しがキツいな〜
とか思いながら、紫音を探す。
ん‥あれか?
「なぁ‥あれって‥」
輝に声をかけられるまでもない。
紫音と由南。
見事にナンパされている。
輝と顔を見合わせて走った。
「悪いけど‥俺の連れだから。」
輝が由南を引っ張って言った。
俺‥なんて言えばいいんだろ‥
「じゃあ、君は行こうよー」
迷ってると連れられそうに
なっている紫音。
あぁ、もぅ!!
「こっちは俺の。」
迷ってる暇なく紫音を抱き寄せた。