ある夜、墓地でゾンビと出会った【短編】
彼は何かを言っている。

一生あなた様にお仕えしますとかなんか聞こえたような気がした。

彼のような生きていないものの一生って重いなあと考えかけて、まず生きてないから一生っていう表現はおかしいんじゃないかと考えなおす。

そんなに離れていないところから盛大に戸を閉める音が聞こえた。
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