ある夜、墓地でゾンビと出会った【短編】
「ひっ」

慌てて身を引こうとするが相手に腕を掴まれている状態では逃げることはできず。

できるだけの抵抗をしていると

「あんまり暴れないでください。足を捻ったんでしょう。おぶっていって差し上げますよ」

相手にたしなめられてしまった。

さらには私をおぶって行ってくれるという。

でも、どこまで?

もしかすると生きてここから出られないかもしれない。

しかし1人で夜が明けるまでこの墓地に居るわけにもいかない。
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