ある夜、墓地でゾンビと出会った【短編】
結局、私は相手に背負われることになった。
「しかし、その機械は便利ですなあ。明るいのに火を使っておらず、熱くもない。英国由来のものですか?」
途中、彼が尋ねてきた。
どうやら懐中電灯のことらしい。
懐中電灯がイギリス由来かどうかなんて知らないから答えようもない。
「良かったらあげますよ。どうせ、100円のものだし」
投げやりに言うと
「100円!?そのような高価なものなどいただけません!」
彼の頭の中で100円はとても高いらしい。
私にとってはハンバーガー1つ分の値段なんだけれど。
「しかし、その機械は便利ですなあ。明るいのに火を使っておらず、熱くもない。英国由来のものですか?」
途中、彼が尋ねてきた。
どうやら懐中電灯のことらしい。
懐中電灯がイギリス由来かどうかなんて知らないから答えようもない。
「良かったらあげますよ。どうせ、100円のものだし」
投げやりに言うと
「100円!?そのような高価なものなどいただけません!」
彼の頭の中で100円はとても高いらしい。
私にとってはハンバーガー1つ分の値段なんだけれど。