彼女は店長

「バムッチクン、女が怖い、とかw?」

(女も怖いがアンタが怖いんだよ、店長…)

酔っていても冷たい店長の指が、自分の腕にあることを痛いくらい感じていた。

「面接のとき、バムッチクンがじっと私の指を見てるを感じた…」

面接のときの記憶が蘇る…店長の指…

「男はだいたい私の顔と体しかみないのに、バムッチクンは指しか見ないw」

オレはカウンターを見つめ店長の言葉が通り過ぎるのを待った。

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