彼女は店長

「もういいでしょ!」

オレはこの流れを終わらそうと大声を出しカウンターから顔を上げ、店長に向き直った。

するといつの間にか店長が近い…と思ったときには、店長は胸の中にいた。

店長の髪が香る…シトラスの香り…柔らかい体温が伝わる…あの白い指が背中に回される…

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