彼女は店長

オレはすかさずアズの耳元に口を寄せた。

「聞いてくれ。あ、いや、聞かないでいい」

「ふぅ~…ふぅ~…」

アズは泣き混じりの荒い息を繰り返す。

「勝手にしゃべるから。オレさ…」

「ヒック…」
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