彼女は店長

現金がまったくないまま、オレはバイト先に向かった。

飲食店なんで、行けば食べ物はある。

「こんにちは~」

「あれ、バム?」

厨房スタッフの中でも仲のいい富田がいた。

「うん、ちょっとそこまで来てさ…」

「それにしてもずいぶん早い出勤だなw」

「まぁね…料理長は?」
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