彼女は店長

(さてと…脱出したのはいいが…)

今日の戦いもやっかいだ。

まずは金欠魔王を倒さないと…

南行きの始発電車では眠り込まないよう、つり革に掴まり立っていた。

それでもときどき眠気からヒザがカックンカックンする。

部屋に帰ると、もう布団に潜り込むまでが限界だった。

汗臭いセンベイ布団でも、冷たく固いフローリングに比べれば天…国…Zzz…
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