彼女は店長

揺れる電車のドア越しにアズが下を向く姿を見ながらオレは

(また…逃げたのか?オレは…)

と自問した。

ホームのアズの姿は急速に小さくなり…見えなくなった。

(でも、これでいいんだ…これでいいんだ…)

自分でも納得できない説得を繰り返した。
< 551 / 1,713 >

この作品をシェア

pagetop