【短編】君のカケラ
南側が大きな窓になっている、開放的な空間。
光の差し込む、その部屋に感じる違和感。


何かがおかしいと思い、よくよく見てみるとベッドの上に人影があった。


反射的に閉められたドア。状況を整理しようとする僕。


(ちょっと待て、落ち着け。見間違いだ。もう一度開ければ何も居ないはず……)


覚悟を決めて、ドアノブに手をかける。
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