【短編】君のカケラ
(しまった! もしかしなくても、飲めないんじゃ……)
「私、ミルクティーの方が良いんだけど」
その少し困ったような顔に、当然の質問を投げかけた。
「うん。それはいいんだけど、空は飲めるの?」
両手をバタバタ? いや、この場合質量がないからスカスカと言った方がしっくりくるかもしれない。
まあ、どっちでもいいが、両手を上下させながら文句を言ってくる。
「私、ミルクティーの方が良いんだけど」
その少し困ったような顔に、当然の質問を投げかけた。
「うん。それはいいんだけど、空は飲めるの?」
両手をバタバタ? いや、この場合質量がないからスカスカと言った方がしっくりくるかもしれない。
まあ、どっちでもいいが、両手を上下させながら文句を言ってくる。