夢の歌

私たちは、ある人に声を

かけられた。

「空君、陸君と柊の友達かしら?」

それは、40代ぐらいの女の人。

見た瞬間、柊夜のお母さんだと

すぐ分かった。

『柿崎奈央です。』

「如月七彩です。」

「奈央ちゃんに、七彩ちゃんね?
 奈央ちゃんは、柊の彼女かしら?」

『はい。』

「そう。」

空「おばさん、柊は?」

柊母「今、手術が終わったけど
   危険な状態だから
   面会は出来ないって。」

陸「そう・・ですか・・」

柊母「ありがとね。」

この時は、この時だけは

静かで穏やかだった・・・・
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