夢の歌
そう、それが私達との出逢いだった。

――――――――――――


「綺麗な声だね」
そんな声を掛けたのは、
杉山空都(すぎやまそらと)。

「すげぇ」
そう言ったのは、
杉山陸都(すぎやまりくと)

この二人は、双子。

「いい歌だな」
最後に言ったのは、
夏目柊夜(なつめしゅうや)。


そう…この時からきっと、
すべてが始まっていたのだろう。
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