†もとめや†
ここはーーーーーーーー何処??



目覚めた時私は暗い路地裏にいた。




「なんで私ここにーーーー?」

「気が付かれましたか?お嬢さん。」




ふと、後ろに人の気配が


「誰っっ!?!?」







私は驚いてバッと後ろを向くが・・・・



「え・・・・?どうして?」





   ・・ 
後ろに人はいなかった




正しくは、

瞳を紅く光らせ血に飢えた吸血鬼ーーーー




「あっあなたは・・・・!?」



「僕?僕はヴァンパイアのルーン。」




薄く開いた唇から覗く鋭い牙・・・・




ゾクッとする。





「なんでこんなところに・・・・!?」




「君の美しい血が味わいたくて・・・ね」





「ヒッ・・・やめて!!」





強い力で腕を掴まれる。


















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