私たち何でもアリの何でも屋です!


セピアは
俯いて少し震えていた。


「セピアは
邪魔なんかじゃない。

私にとっても、
シオンにとっても、
ライトにとっても、
セピアは必要だよ。

だから、
もうそんな事
言わないで。

ね?いい?」


私はセピアを抱き締めた。


「うん。

私、大きくなったら、
ルナ姉ちゃんみたいに
強くなって、もっと
皆の役に立てるように
頑張るね!」


セピアは私を見て、
決心したような瞳で
私を見つめてきた。


…セピアも立派な
心がある。

だから、
私たちがそろえば、
もう無敵!


「さ、調合の続きするよ。
大変だから、
よく聞いててね」


「はーい」


私たちはニッコリと
笑いあって、
調合を続けた。



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