私たち何でもアリの何でも屋です!
3
私がセピアと一緒に、
リビングに戻ると、
椅子に座って、
本を読んでるシオンと
お風呂上がりのライトに
声をかけた。
「ライト、シオン。
明日の依頼の事、
覚えてる?」
「明日ぁ?
明日は確か、
今のこの世の中では、
お偉いさんの
とこに行くんだろ?
ったく、
依頼があんなら、
自分で来りゃいいのに…」
「ライト、
お前はまた…
まぁ…
確かに気分は悪いが。
ルナ、
アイザックさん(お偉いさん)が
どうかしたのか?」
シオンは
ライトを注意してから
私に視線を向けた。