私たち何でもアリの何でも屋です!
そんな中、
ライトとシオンは
信じられないという様な
表情で、
私を見つめてきた。
「ルナ!
いくら何でも、
セピアは早すぎる!!
オレたちでも、
6歳から始めたんだぜ?」
「オレもライトの
意見に賛成だ。
さすがにセピアは…」
…セピアは出来る。
絶対に…
私は信じてる。
「セピアには才能がある。
集中力とかは確かに
経験を積んでないから
まだまだだけど、
呪文を唱えるのは早いし、
決断力も優れているわ。
あとは、
経験だと思うの。」
セピアは出来る。
皆は分からないけど、
確かに私には分かる。
私が必死に訴えると、
セピアがおずおずと
語りだした。