私たち何でもアリの何でも屋です!
「私…
一緒に行きたい…
皆の役に立ちたい。
私、
皆の邪魔にならないように
頑張るから!
私も連れてって!」
セピアが言うと、
シオンは呆れたように
フゥーっと息を吐いた。
「…分かった。
一緒に行こう。」
「ちょっ!
いいのかよ、シオン!」
「ライト。
これは私から言ったこと。
セピアに何かあれば
私が守るわ。
だから一緒に行く。
セピアも行くって言ったわ。
それを否定するのは、
セピアの決心を否定する事。
…大丈夫よ!
私たちがいるんだから!」
私がニコッと笑うと、
ライトもホッとしたように
体の力を抜いた。