私たち何でもアリの何でも屋です!
「はい。
私たちにお任せ下さい!
…セピア、
あなたの初仕事よ。
容態を見て、
私に報告して。」
「はい!」
セピアは、
4歳とは思えない瞳で、
苦しそうな患者の
容態を見始めた。
「すごい…
いつの間にセピアは…」
「私の薬の調合は
セピアが3歳の頃には
もう半分以上、
たたき込んでる。
だから、
私はセピアをここに
連れてきた。
今回はこんなんだろうと
思ってたし、
丁度良かった。」
それに、
セピアの瞳、
あんなにキラキラして
イキイキしてるんだもん。
たくさんの噂を
聞いても、
セピアはここにいて
くれてるんだから。
「まったく、
ルナの発想には
毎回のことながら、
驚くことばっかだぜ…!」
ライトは頭を
ポリポリ掻きながら
へへっと笑った。
「バカとでも?」
私がハハハっと笑っているライトを一発殴った。
「ルナ!
暴力的な行動は控えろといつも言ってるだろう…」
「ゴメン、シオン。」
私がへへっと笑っていると
セピアがこっちに来た。