【完結】ヒミツのヤンキー姫に恋愛中!?







「なかっただろ??でもあの子にはあるってコトは、あの子のコトが好きってコトだ」

「……ちげぇよ。そんなんじゃねぇから」



アイツが好きだって??

そんなコトありえねぇ。



つーか考えたくもないね、そんなコト。

……好きだなんて、考えたくない。



「まぁいいけどね」

秀一はそう言ってニヤリと笑った。



「……なんだよ」

「べつに。でもとりあえず、あの子には謝ったほうがいいんじゃないか??」

「……わかってるよ。ちゃんと謝る」



オレはそう言い残して保健室を出た。

行き先はもちろん屋上だ。
< 172 / 442 >

この作品をシェア

pagetop