【完結】ヒミツのヤンキー姫に恋愛中!?
「なかっただろ??でもあの子にはあるってコトは、あの子のコトが好きってコトだ」
「……ちげぇよ。そんなんじゃねぇから」
アイツが好きだって??
そんなコトありえねぇ。
つーか考えたくもないね、そんなコト。
……好きだなんて、考えたくない。
「まぁいいけどね」
秀一はそう言ってニヤリと笑った。
「……なんだよ」
「べつに。でもとりあえず、あの子には謝ったほうがいいんじゃないか??」
「……わかってるよ。ちゃんと謝る」
オレはそう言い残して保健室を出た。
行き先はもちろん屋上だ。