【完結】ヒミツのヤンキー姫に恋愛中!?







関西弁女はそう言うとブレザーのポケットに手を突っ込んでそのままどこかに消えた。



「……チッ」

とことんムカつくヤツだぜ、アイツ。



オレのコトなめやがって。

ずいぶん上から目線なんだよ。



「ただいま」

家に帰るなり部屋へと直行。



理由はうぜぇ母親と姉ちゃんにガミガミ言われたくねぇから。

母親は毎日のようにオレになにかと文句を言ってくる。



最近は"勉強しなさい"が口癖になってきてる。

まぁ母親はオレに大学に行ってほしいらしい。



もともとオレは大学なんて行く気なんてねぇけど。

めんどくせぇだけだし。
< 62 / 442 >

この作品をシェア

pagetop