ゼロからのスタート

「////……あ、あぁ
じゃあさ俺にもお前の事たくさん教えろよな♪」


「え~強制?」

「当たり前だ…あと
あんまそういう…か…お…
すんな」

そう言って光己君はわたしから
目を逸らした

「何で?」

「秘密」

それから他愛もない話をたくさんした

光己君は一見クールな感じだけど話してみると楽しい人だった

「あ、うちココ」

「おぅ、じゃあ…な?」

わたしは名残惜しくて
思わず背中を向けて帰ろうとする光己君のシャツの裾をつかんで

「ま、また、話そうね」

「…気が向いたらな」

「意地悪…」

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