【続】〜LOVE GAME〜
「冗談!?」
みるみるうちに耳まで真っ赤になった
「翼くんのこと…嫌いだったの?」
知らなかった…。
「そそそうだよ!大っ嫌い!!!
私もう帰るから!!」
って言いながら鞄の中に雑誌を詰め込み帰る支度を始めた
「もう帰るの!?」
さっき来たばっかりじゃない
「うん帰るじゃあね!!」
慌てて鞄を掴み部屋を出た
「待ってよ、真央!」
鞄を掴んで引き止めた
「もう少し一緒にいようよ。ね?」
まだお喋りしたい
「………でも」
「アイス食べようよ!
真央の好きな練乳のやつ買ってきたから!」
「………うん」