好きと言えない。―悪魔と恋―【完】
「全くー。ただ仕方ないんだからー」
枝玲奈は「早く帰りなー」と、手を振った。
私はたまたま停車してたバスに飛び乗り、歩斗のマンションを目指した。
頭の整理がつかない。
ーーピンポーンッ
歩斗の部屋のインターフォンを鳴らす。
でも、反応はなくて、外で待機する事にした。
早く決着を付けたい。
“何もなかったんだ”と、言って欲しい。
言い訳でも、何か聞けたら許すから。
―――1時間、待ち続けた。
激しい雨が降って来て、屋根がある場所に居ても足元が濡れて来た。
…どうして、頑張ってるんだろう。
枝玲奈は「早く帰りなー」と、手を振った。
私はたまたま停車してたバスに飛び乗り、歩斗のマンションを目指した。
頭の整理がつかない。
ーーピンポーンッ
歩斗の部屋のインターフォンを鳴らす。
でも、反応はなくて、外で待機する事にした。
早く決着を付けたい。
“何もなかったんだ”と、言って欲しい。
言い訳でも、何か聞けたら許すから。
―――1時間、待ち続けた。
激しい雨が降って来て、屋根がある場所に居ても足元が濡れて来た。
…どうして、頑張ってるんだろう。