好きと言えない。―悪魔と恋―【完】
「あのな。俺は伊吹と柊の企みに協力しただけ。なのに何で俺が拗ねられてんだよ」
「確かにそうですけど。でも、いつの間に会ったんですか…」
2人とも、私と同じ実家住まいなのに。
知らない間に。
「週1で通う俺に気付かないお前はすげぇよ」
「……」
…いつの間にそんなっ!!;;
口をあんぐりと開けた私に、武井さんは「さすが引きこもり」と、去って行ってしまった。
引きこもってた記憶はない。
ただ、私の部屋はお兄ちゃんたちの部屋の並びにあるから、友達が来たら出ないようにしてただけ。
「確かにそうですけど。でも、いつの間に会ったんですか…」
2人とも、私と同じ実家住まいなのに。
知らない間に。
「週1で通う俺に気付かないお前はすげぇよ」
「……」
…いつの間にそんなっ!!;;
口をあんぐりと開けた私に、武井さんは「さすが引きこもり」と、去って行ってしまった。
引きこもってた記憶はない。
ただ、私の部屋はお兄ちゃんたちの部屋の並びにあるから、友達が来たら出ないようにしてただけ。